どのご家庭でもいくつもの家具が室内に設置されているかと思います。模様替えなど家具を移動したいタイミングになった際に、大型家具の場合ですとそう簡単には移動ができないので、お悩みになる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、面倒な家具移動を簡単に行う方法について、家具移動が必要となるシーンとあわせてご紹介いたします。
1. 模様替えなどによる家具移動
ご自宅に少なからず一つ以上は家具があるかと思いますが、レイアウトに飽きたり、新たな家具を購入したりしたタイミングで模様替えをしたいと考えることがあるかと思います。模様替えをすることによって室内の雰囲気や利便性は変わりますし、心機一転新しい雰囲気にすることで新鮮さを取り戻すことが出来たりもします。
その際に家具を移動する必要が出てきますが、タンスや冷蔵庫、食器棚などの大型家具に関しては一人では移動することが難しいのではないでしょうか。
ご家族と協力して移動させるということも可能ですが、男性がいなければ力の面で難しいこともありますし、家具によっては二人以上の力がなければ危険ということも考えられます。万が一移動させる際に誤って家具を傷つけてしまったり、移動させる方が怪我をしてしまったりというようなことがあっては大変です。とはいえフローリングなど床の上で引きずってしまうと床が傷ついてしまいますので、慎重に扱わなければなりません。
また、内装リフォームをする際にも、工事の邪魔になってしまう家具に関しては移動する必要が出てきます。工事対象ではない部屋に移動することができれば一番ですが、移動する家具のサイズによっては移動先がない可能性もあります。そうなると自宅以外の場所へ家具を移動しなければならなくなることも考えられますので、より大掛かりな作業となるでしょう。
一人暮らしの模様替えレベルであればまだしも、家の規模や家具のサイズによっては難易度が高くなるというわけです。
2. 空き家整理による家具移動
日本全国に空き家は数え切れないほど存在しています。ご本人や家族の所有する家屋があるものの、使用していないために空き家になっていることもありますし、お住いになっていた方が亡くなってしまったことで、結果的に空き家になってしまっているということもあります。いずれの場合にも空き家はそのまま手付かずで残されている状態となるわけですが、売却や解体をするとなると室内にある家具をすべて撤去する必要が出てくるのです。
2015年に『空家等対策特別措置法』が施行されましたので、所有者は空き家を適正に管理する必要が出てきました。空き家に家具などが残っておりそのまま放置していると、不法侵入などの危険も考えられます。その他にも放火や不法投棄のターゲットにされてしまう可能性もあります。空き家は隙だらけですので整理をしなければなりません。
空き家を整理することによって、そのままの状態あるいはリフォームをすることで誰かに貸し出すということも可能となります。活用するためにも残ってしまっている家具などを整理するといいでしょう。
3. 遺品整理による家具移動
お一人住まいの家において、家主の方がお亡くなりになってしまった場合、遺品整理による家具移動が発生します。とくに高齢者に多く見受けられるケースとなり、ご家族にはすでにお住まいがあるため残った自宅は賃貸であれば解約となりますが、持ち家の場合には売却あるいは空き家となってしまうでしょう。
遺品整理は家具だけでなく残された荷物すべてを整理することになります。衣類や食器、雑貨など残しておきたいものとそうでないものに選別し、室内から撤去することが必要です。遺品整理は故人の荷物を仕分けることとなりますが、それは荷物だけでなく残されたご家族の方の気持ちを整理するための作業でもあります。
遺品整理の作業中は故人との思い出などを思い出し、悲しみを感じてしまうでしょう。しかしそれは一時的なことです。遺品整理を行わなかった場合、荷物はそのまま残りますのでいつまでも悲しみを感じることになることになるのです。ご家族が前を向くためにもぜひ行うべき行動となります。
遺品整理の時期は決まっていません。一般的にはお亡くなりになったあとに葬儀などを済ませて落ち着いたタイミングで行う事が多いのですが、厳密に決まっているわけではないのです。故人との関係が深いほど悲しみも強いでしょう。気持ちが落ち着き遺品整理に向き合うことのできる状態になったタイミングで問題はありません。
4. プロに依頼することで簡単に解決できる
家具移動が発生するいずれのケースにおいても、家具のサイズや移動先次第では非常に大変な作業となります。ご家族や友人などと協力することで実施できることではありますが、予定を合わせることなど調整が難しいという面もあるでしょう。そこで最も簡単な解決法はプロに依頼するという方法です。
たとえば引越しでイメージするとわかりやすいかと思いますが、引越しも人数さえ集まればご自身で行うことが可能です。しかし、多くの場合引越し業者に依頼して行うのではないでしょうか。トラックへの積み込みや引越し先までの運搬、引越し先での荷降ろしという負担になる作業をプロにおまかせすることで、簡単に完了できるからです。
家具移動に関してもそれと同様に、プロに依頼することで大きな家具でも沢山の量があっても関係なくおまかせすることが可能となります。丁寧かつスピーディに行ってもらえるのもメリットの一つですので、家具移動の必要が出た際にはプロに依頼するようにしましょう。
5. まとめ
家具は中身が入っているものもありますし、空の状態でもそれなりに重量があるため、高齢の方などご自身では移動が難しい場合もあることでしょう。いざというときに安心して家具移動ができるのはプロに依頼するという方法になります。「株式会社カンナ」では空き家整理などの際に家具移動を承っております。お気軽にご相談ください。
